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2年近く、警察にはたらきかけていた刑事の告訴事件が、なんとか告訴状受理になった。年末をしみじみと感じる/落合洋司弁護士

刑法の理屈で不起訴になったとき、警察が検事に理由を質問するんだが、それで理解できない県警が弁護人に聞いてくることがある。教えてやるけどな/弁護士奥村徹

だが、対面した当番弁護士から「罪を認めたらなし子さんは活動できなくなりますよ」「けど こんな事で捕まるなんておかしいですよ」と言われたことで気持ちが変わった

だが、きっと警察にとってもっとも不都合だったのは、刑事たちのお粗末ぶりを暴かれてしまったことだろう。

 そのひとつは、連行されたろくでなし子氏が、刑事が読み上げる容疑の内容がヘンだと感じたときのこと。ろくでなし子氏は「私「不特定多数に送った」ってなってますけど クラウドファンディングに出資してくれた特定少数のまちがいでは?」と刑事に問うたが、担当刑事の反応は「え…くら…何?」。挙げ句、「わしゃーインターネットの事がよくわからんのう」と言い訳するのだ。そう、肝心のクラウドファンディングについても刑事は理解しないまま、ろくでなし子氏を逮捕していたのである。

 これだけでも十分唖然とさせられるが、刑事の横暴はまだまだつづく。取り調べで刑事は科学捜査研究所からの資料を叩きつけ、「科捜研があんたのやっている事はワイセツだと証明したの!」「つまり国がワイセツ犯だと認めたんだよ!!」と詰め寄ったが、じつはこの資料、たんに〈3Dまんこデータが専用ソフトで開けるよという証明書〉に過ぎないモノ。さらに、説明もないままに供述調書に署名と押印を求められるものの、調書には“容疑者には黙秘権があることを聞いた”という項目が。「こんなの聞かされてないよ」とろくでなし子氏が言うと、「あーっいけね!黙秘権のこと言い忘れてた!!」「いーじゃん いーじゃん聞いたことにしようよ〜」と丸め込もうとさえしている。

 だいたい、はじめて逮捕された者には、何をどうするのか、どうしたらいいのか、勝手などわからない。それをいいことに、刑事は弁護士についても、「当番弁護士は1回目は無料だけど次からはお金かかるよ 40〜50万くらい」と説明。実際は、お金がない場合、日弁連の刑事被疑者弁護救助制度を利用することができるが、刑事はろくでなし子氏に〈ウソを言っていた〉のだ。

 こうした状況で、ろくでなし子氏は“罪を認めれば出られる”“罰金15万くらい払えば出られる”と考えていたという。だが、対面した当番弁護士から「罪を認めたらなし子さんは活動できなくなりますよ」「けど こんな事で捕まるなんておかしいですよ」と言われたことで気持ちが変わった。拘束された中、「この逮捕はおかしい」と言う人がやっと現れたことで、〈本来の自分をとりもどせた〉のだ。

引用:(2ページ目)ろくでなし子また不当逮捕!今度は警察の横暴を暴露したマンガへの報復?|LITERA/リテラ 本と雑誌の知を再発見

さて問題です。事情聴取が面倒臭いからと書類をでっち上げて済ませた警官の所属はどこの警察でしょう/ジャーナリスト江川紹子

「取り調べで誘導や誤導があった可能性を指摘」したという。ちゃんと取調べ過程を録画しておかなかった警察検察の落ち度だ

誤認逮捕がでたことを悪情状であげてるが、それは警察や検察のミスだろ。責任転嫁すんなよ。/坂本正幸弁護士

“地検は男性の弁護人の意向や、プライバシーの保護などを理由に、男性の年齢や詳しい確定判決の内容、捜査時の証拠の詳細を明かしていない。”,”http://hirono2014k.wordpress.com/?p=9292″

地検は男性の弁護人の意向や、プライバシーの保護などを理由に、男性の年齢や詳しい確定判決の内容、捜査時の証拠の詳細を明かしていない。

地検によると、男性は〇四年十一月と〇八年四月に大阪市内で女性を乱暴したほか、〇八年七月には同じ女性の胸をつかんだりしたとして、強姦罪と強制わいせつ罪で逮捕、起訴された。

 捜査段階から一貫して否認していたが、女性と目撃者の証言が柱となり一一年に懲役十二年が確定し服役。今年九月に大阪地裁に再審請求した。

 地検の再捜査で、証言が虚偽と判明したほか、それを裏付ける客観的証拠も判明した。地検は地裁に、無罪とすべき証拠だとする意見書を提出した。

 地検は男性の弁護人の意向や、プライバシーの保護などを理由に、男性の年齢や詳しい確定判決の内容、捜査時の証拠の詳細を明かしていない。

引用:東京新聞:服役中の男性釈放 被害者証言うそと判明 大阪地検:社会(TOKYO Web)

虚偽証言による強姦事件で懲役12年 人が人を裁く刑事裁判の恐ろしさ | 元特捜部主任検事のざわめき | デイリー・ダイヤモンド/前田恒彦 -元特捜部主任検事のつぶやき

18日、大阪地検は、2011年に強姦や強制わいせつで懲役12年の確定判決を受け、既に3年半ほど服役していた再審請求中の男性を釈放した。再捜査の結果、被害を訴えた女性らの虚偽証言に基づくえん罪だと判明したからだ。
  再審請求に対して徹底抗戦をするのが検察の通例だが、その結果を待たずして刑の執行停止に及び、完全に白旗を上げたのは、09年の足利事件以来、実に史上2例目だ。今回はこの事案を取り上げ、性犯罪捜査の実態などを見てみたい。
  男性は、同じ女性に対し、04年11月と08年4月の2度にわたって強姦し、同年7月には胸をつかむなどの強制わいせつに及んだとして起訴された。
  捜査公判を通じて無罪…
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引用:虚偽証言による強姦事件で懲役12年 人が人を裁く刑事裁判の恐ろしさ | 元特捜部主任検事のざわめき | デイリー・ダイヤモンド

高島先生の懲役4年は、軽過ぎる気がする。たしかに冤罪防止は警察や司法機関の責任ではあるのだが、冤罪の原因となるかなり強力な情況証拠を作出していることが否定できない/矢部善朗弁護士