遺言書作成で3150万円請求、弁護士を懲戒/

遺言書の作成費用として3000万円超の高額報酬を不当に受け取るなどしたとして、第二東京弁護士会は31日、同会所属の山崎康雄弁護士(72)を10月23日付で業務停止3か月の懲戒処分にしたと発表した。

 発表では、山崎弁護士は2009年5月、都内の資産家の女性(09年12月死去)の依頼で、経営する木材関連会社の経営などを孫の男性に相続させる内容の遺言書を作成。翌6月、費用の内訳などを説明せず、男性に3150万円を請求して受け取った。さらに、10年3月には、定職がなかった自分の息子ら2人を雇用するよう男性に強要した。

 同会の調査に対し、山崎弁護士は「報酬には女性の死去後の手続き費用も含まれており、高額ではない」と主張したが、同会は「算出根拠も示しておらず、弁護士にあるまじき行為」と判断した。

 山崎弁護士の事務所は取材に対し、「コメントすることはない」としている。
(2013年10月31日20時09分 読売新聞)

引用:遺言書作成で3150万円請求、弁護士を懲戒 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

自分にとって都合のいいことを言ってくれたと思って山本氏を支持してると、民主主義を守っている国の仕組みが壊れちゃうかも知れないよ。そうなると、自分にとって思いっきり都合の悪い事態になるかもよ。/矢部善朗弁護士

署長・副署長、虚偽調書を黙殺 組織的隠蔽で立件も/朝日新聞デジタル

【阿部峻介、岡本玄】大阪府警堺署での虚偽調書問題で、当時の署長と副署長が、真相を明かした報告書を受け取り、経緯を把握しながら黙殺していたことが朝日新聞の取材でわかった。報告書を作成した警察官2人は提出後、虚偽調書に沿って、公務執行妨害罪などに問われた男性被告の公判で偽証。捜査当局もこれを把握しており、署長らについて、虚偽調書作成を指示した警部補の不正行為を隠した犯人隠避容疑などでの立件を視野に慎重に捜査を進めている。

引用:署長・副署長、虚偽調書を黙殺 組織的隠蔽で立件も (朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース

なんでこんなに捜査に時間がかかるのでせうね。組織的犯罪。普通だったら、供述合わせや証拠隠滅を避けるために、逮捕して取り調べるところでせう →署長・副署長、虚偽調書を黙殺 組織的隠蔽で立件も/ジャーナリスト江川紹子

成年後見人として管理していた女性の預金4244万円を着服したとして、業務上横領罪に問われた東京弁護士会元副会長の弁護士・松原厚被告/弁護士に懲役5年

読売新聞 10月30日(水)18時25分配信

 成年後見人として管理していた女性の預金4244万円を着服したとして、業務上横領罪に問われた東京弁護士会元副会長の弁護士・松原厚被告(76)に対し、東京地裁は30日、懲役5年(求刑・懲役7年)の判決を言い渡した。

 井下田英樹裁判長は「犯行の発覚を防ぐため、家裁に虚偽報告をするなど、成年後見制度そのものの信頼を揺るがした」と被告を非難した。

 判決は、千葉家裁から2007年に精神障害のある女性の後見人に選任された松原被告が、2年半の間に8回にわたり、女性の定期預金を解約して自分の口座に移し、不動産投資の失敗で抱えた借金の返済や事務所経費に流用したと認定。「被害女性の将来の生活費などが大幅に減少する結果になったが、被害弁償は今後も期待できず、被告の刑事責任は重い」とした。

引用:「成年後見の信頼揺るがす」…弁護士に懲役5年 (読売新聞) – Yahoo!ニュース

弁護士会 揺れる 不祥事急増「対応後手」 福岡では賠償訴訟に/西日本新聞

福岡県弁護士会に所属していた男性元弁護士(53)による多額の詐欺事件で、約1億6千万円をだまし取られた福岡市の会社が「指導監督を怠ったため被害を受けた」として、弁護士会に損害賠償を求めて提訴すると28日通告した。弁護士会には、問題発覚の約2年前から元弁護士に関する苦情が寄せられていたが、踏み込んで調査せず、被害が拡大していた。経営難にあえぐ弁護士の不祥事が全国で相次ぐ中、処分権限を持つ弁護士会の在り方が問われている。

 同社が弁護士会に送った照会書などによると、2010年夏ごろ、元弁護士の依頼者から弁護士会に「(元弁護士の口座に)示談金が振り込まれているのに、支払ってくれない」との苦情が寄せられた。当時の弁護士会副会長が何度も支払いを指示したが、元弁護士は「もうすぐ支払う」などと話すだけで支払わなかった。このため副会長は、県弁護士会館で依頼者と元弁護士との面談に立ち会った上で、約1千万円を支払わせたという。

 弁護士会はこの際、支払いが遅れた理由などを踏み込んで調査せず、翌11年度の執行部にも詳しい引き継ぎをしなかった。11年度になって元弁護士についての苦情が増加。弁護士会は適切な業務をするよう指示したが、問題を公表したのは12年3月になってからだった。

 元弁護士は2008~12年、同社などから約4億6900万円を詐取、横領したとして、12年10月に懲役14年の判決を受け服役中。10年度の副会長は取材に「単に業務が遅れていると認識していた。今思えば他から横領した分で支払ったのかもしれない」。同社社長は「何度か促しても支払わなかった段階で、不正を疑い調査すべきだった」と憤る。

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 近年、弁護士による詐欺や横領事件は後を絶たない。岡山県では元男性弁護士が約9億円を横領したとして懲役14年の判決を受けた。東京弁護士会元副会長も約4千万円を着服したとして公判中だ。弁護士の懲戒処分は11年に過去最多の80件、12年も79件に上った。

 司法制度改革に伴い、弁護士人口は急増し、12年は95年の2倍に当たる約3万2千人まで増えた。事件を起こした弁護士は中高年層が目立つ。福岡市のベテラン弁護士は「バブル期に稼いでいた弁護士が、同業者が増えたことで収入が減り、大きな事務所を何とか維持しようと道を踏み外している」と指摘する。

 相次ぐ不祥事に、日本弁護士連合会は5月、依頼者から預かった現金の管理を厳格化。不正が疑われた場合に弁護士会の調査に応じることを義務付ける新規定を策定した。ある弁護士会幹部は「弁護士会への風当たりもきつくなっている。残念だが、弁護士も悪いことをするという前提で、厳しく対応せざるを得ない」と話した。

引用:弁護士の懲戒処分 / ワードBOX / 西日本新聞

同じ会の会員とは言っても、不祥事起こした高橋なんて小汚い奴のことは、ほとんど知りませんし、むしろ、商売敵です。/法坂一広

福岡県弁護士会が訴えられる事態。
とうとう本格的に訴訟予告が届いたようです。
そりゃあ、まあ、被害に遭った方は大変なことだったでしょうが、弁護士会の会員としても、賠償が認められるなんてことになったら、たまったもんじゃありません。

弁護士会というのは、登録しないと活動できない、いわゆる強制加入団体ですから、福岡の場合、何十万かの登録費用払った上に、月6万の会費を無理矢理取られて、脱退することもできません。

同じ会の会員とは言っても、不祥事起こした高橋なんて小汚い奴のことは、ほとんど知りませんし、むしろ、商売敵です。
みずほが問題起こして、三菱が責任負わされるようなものです。

引用:福岡県弁護士会が訴えられる… | 法坂一広(筆名) – Simplog