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専門家によりますと、殺人など凶悪な行為に及ぶ人物は、医学的に、「被害妄想があり疑い深い」、「自分は特別な存在だという意識がある」、「罪悪感が薄い」といった特徴があるということで、チェックシートは、こうした医学的な見解に/NHKニュース

ストーカーによる凶悪な事件が相次ぐなか、警察庁は、ストーカーの危険度を客観的に見極めるため、加害者の性格や特徴など40項目からなるチェックシートを作り、年内にも全国の警察本部で導入する方針を決めました。

おととし12月に長崎県西海市で起きたストーカー殺人事件や、先月、東京・三鷹市で起きた事件では、被害者や家族が事前に警察に相談していましたが、警察は差し迫った危険性はないと判断し、十分な対応を取っていませんでした。
こうした事態を受けて、警察庁は、ストーカーの危険度をより客観的に見極める必要があるとして、ストーカーの診断に当たっている精神科医などの協力を得て、危険度を判定するチェックシートを作成し、年内にも全国の警察本部で導入する方針を決めました。
専門家によりますと、殺人など凶悪な行為に及ぶ人物は、医学的に、「被害妄想があり疑い深い」、「自分は特別な存在だという意識がある」、「罪悪感が薄い」といった特徴があるということで、チェックシートは、こうした医学的な見解に基づき、全国のおよそ3000件のストーカー事件のデータを分析して作られました。加害者の性格や特徴に加え、犯罪歴があるかどうかや被害者の性格に至るまで、合わせて40の項目について1つ1つ確認し、当てはまる項目の数などによって危険度を4段階で判定する仕組みです。
警察庁は、判定結果を基に、被害者を直ちに避難させるなどの迅速な対応につなげたいとしています。

引用:新たなストーカー対策導入へ 警察庁 NHKニュース

警察庁の依頼を受け、ストーカー事案の危険度を見分けるチェックリスト (60項目)を作成


福井さんは警察庁の依頼を受け、ストーカー事案の危険度を見分けるチェックリスト(60項目)を作成。チェック項目を解析し、危険度を判定する。

 作成にあたって、海外文献のほかストーカー行為による殺人や傷害致死などを起こした加害男性の調書、服役中の受刑者約10人と接見し、ストーカーになりやすい性格を調査した。

 その結果、加害者の男性は自己愛が強く、反社会性があるなど性格の偏りが少しずつあった。極端に言うと、「自分は特別だと思う自信家でありながら内面が弱く、すぐに傷つく。それでいて周囲の雰囲気が読めず、他人の気持ちを読み取るのが苦手で疑心が強い」タイプだ。

「自己愛たっぷり…「ストーカー男」から身を守る 危険度判定60項目」:イザ!