逮捕容疑では、昨年八月二十七日、遠隔操作ウイルスに感染した男性のパソコンを操作し、「刃物持って無差別に刺す」と、東京都文京区のお茶の水女子大学付属幼稚園にメールを送信。また都内の芸能事務所に同日、所属する子役タレントへの殺害を予告するメールを送信したとされる。
捜査本部によると、片山容疑者は「身に覚えがない」と容疑を否認している。男性のPCはウイルスに感染した形跡があり、アメリカのサーバーに残っていたウイルスに、片山容疑者の勤務先で作成されたことを示す痕跡があったという。こうしたことなどから、捜査本部は片山容疑者が関わったと判断した。捜査本部は今後、津市の男性が誤認逮捕された伊勢神宮の爆破予告事件でも片山容疑者を立件する方針。
一方、片山容疑者の弁護人の佐藤博史弁護士は、「たいした証拠もなく再逮捕したのは警察の暴走だ」と批判した。
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これまでの冤罪事件では、弁護人の「弁護過誤」も問題で、検察が言う「現実」の範囲でしか活動せずに、無実の人が有罪に/amneris84
これまでの冤罪事件では、弁護人の「弁護過誤」も問題で、検察が言う「現実」の範囲でしか活動せずに、無実の人が有罪になってしまった…という例が少なくありません。検察マインドの方からいくら揶揄されようと、弁護人が原則や理想を忘れず、言うべきことと言っていくのは大事。
— Shoko Egawaさん (@amneris84) 2013年4月11日