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業として名誉毀損を行って「正当業務行為だから合法」と強弁する機関がマスコミだよね。「少年法だから処罰が軽いw」といって犯罪を繰り返す少年より質が悪い/刑裁サイ太

(2ページ目)川崎中1殺害事件の主犯少年は「凶悪」「不良」ではなかった!? マスコミ報道の嘘|LITERA/リテラ 本と雑誌の知を再発見

いまのところ、「FRIDAY」の記事が正しいかどうかを断定することはできないが、現在マスコミで盛んに流されているのは「週刊文春」で描かれるAの凶悪さ、鬼畜ぶりを強調するほうが圧倒的多数だ。しかし、これには背景にマスコミの意図的誘導が存在する。

「こうした未成年の凶悪事件が起こると、週刊誌による加害者のプライバシー暴露や過剰なバッシングが起こります。もちろん事件の背景や再犯防止のためには、ある程度、必要なものでもある。しかし、多くのマスコミの本音は凶悪犯罪を犯した未成年の犯人を吊るしあげることで、少年法に対する疑問を呈し、未成年者にさらなる厳罰を望む方向に世論をもっていきたいという意図が大きい。凶悪な事件を犯した人間は、年齢など関係ない。そんな人間に人権はない。少年法などというものはなくすべきだ、とね」(少年犯罪を取材するジャーナリスト)

 特にその筆頭が「週刊新潮」であり、「週刊文春」といった保守系週刊誌メディアだ。その論調には、少年法に謳われる「未成年者の更正」という視点はひとつもない。逆に未成年の凶悪犯罪が起こるたびに、それを利用しようとしているのが、これらメディアの本音なのだ。

 だが、言っておくが未成年者の凶悪犯罪自体、1960年代ごろをピークに半数以下に減少しているのだ。しかし、そんなことはおかまいなしの意図的な記事が氾濫している。

 少年犯罪に対するマスコミ報道、いや、犯罪事件全体の報道に対し、読者側も報じる側の“ウラの意図”を読み取る必要があるだろう。
(伊勢崎馨)

引用:(2ページ目)川崎中1殺害事件の主犯少年は「凶悪」「不良」ではなかった!? マスコミ報道の嘘|LITERA/リテラ 本と雑誌の知を再発見

少年だから大したことないぜ!ヒャッホー で現実には大変なことになって後悔してるやつを減らすにはおかしな報道を、なくすこと/坂本正幸弁護士

要するに、少年法批判のほとんどは、少年事件の実情や実態を知らずに、思い込みや思いつきの言いがかりみたいなものかも/矢部善朗弁護士

お知らせが遅くなりましたが →学校現場から失われたものーーなぜ【川崎中1殺害】を防ぐことができなかったのか/ジャーナリスト江川紹子

少年には、個々の資質にもよるが、可塑性があって変わる可能性を持っている。罪を償わせることも重要だが、変わることで再び再犯に至らないなら、新たな犠牲も防止できる/落合洋司弁護士

僕が「お前が被害にあったらどうするんだ!」という論を認めないのは、確率論的に考えて、自分やその家族が誰かに殺される可能性よりも、「犯人を絶対にゆるさない!」と/

容疑者の家族の生活が、それを暴き立てようとする人達によって壊れたとして、世間はその罪までもを含めて、犯罪者に押し付けようとする。しかし、容疑者家族の苦痛は、その容疑者自身ではなく、容疑者家族を吊るし上げる人たちによって与えられた苦痛である。それを容疑者の責任に帰すことは本当に真っ当であろうか?

 そして、そうした苦痛を、私達が受けることが決してないと言えるだろうか? 自分たちの家族や親類縁者が、絶対に犯罪を犯さないとでも?

 もっと単純な話をすれば、たとえ親類縁者が犯罪を犯さなくても、世の中には「同じ名字である」とか「いかにもそれっぽい」という理由で、犯罪者やその親類縁者として吊るしあげられる事例がある。

 たとえば、お笑い芸人のスマイリーキクチ氏は、10年以上もネット上で東京都足立区で発生した女子高生コンクリート詰め殺人事件の犯人のひとりという誹謗中傷を受け続けた。

 また、北海道の不動産会社は、事件の容疑者と犯人が苗字が同じだったというだけで、事実無根の誹謗中傷を受け、いたずら電話なども殺到した。

 僕が「お前が被害にあったらどうするんだ!」という論を認めないのは、確率論的に考えて、自分やその家族が誰かに殺される可能性よりも、「犯人を絶対にゆるさない!」と考えている正義の人たちから、全く見知らぬ犯罪などにより、自分が誹謗中傷される可能性のほうがはるかに高いと考えるからだ。

引用:殺人よりも、正義の妄言がより多くの人を傷つける